秋田の売り込み考えてみよう!

秋田のことを内外にアピールするための方法やグッズを考えて徒然につづっていきます。一人で実現できそうなアイディアはとりあえずやってみます。一人では実現できなさそうなアイディアは、協力してくれる方募集!

秋田の女子高生は世界一ィイイイイイイイ

今のところ、秋田の人には誰もジョジョネタが通じなくて悲しいです。

秋田の女子高生が可愛いことは今更なのですが、だからと言ってカワイイ秋田の女子高生を売り込もう! っていう内容ではありません。

それだとあまりにも問題があり過ぎますからね。

久しぶりに秋田に帰ってきて、女子高生の制服の着こなし方が自分のときとあまりにも変わっているのを見て、「これは絵にしたい!!」と思った次第です。

よく10年前の女子高生の着こなしと今の着こなしを比較した記事がありますが、本記事もそれに準ずるものです。

だが、秋田の女子高生の制服の着こなしの今昔比較(しかも冬バージョン)を書けるのは、わたししかいない! そこにわたしが絵を描く理由があるッ!(たぶん)

 

まず、わたしが女子高生だったころ(2000年代前半)の冬の着こなしは、だいたいこんな感じでした。

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秋田は雪も降るしとても寒いので、長めのコートを着てマフラーを巻いていました。

コートは黒か紺のダッフルコートが主流でした。

この絵では、わたしの先輩が確かこんな感じのコートを着ていたのと、あまりにも画面が暗くなるのを避けるためにキャメルにしています。

マフラーはとりあえずチェック柄で、マフラーだけブランド物にしているコもいました。

それと足元は雪道を歩くためにブーツでした。

「えっ、制服にブーツはくの?!」と関東の人には驚かれましたが、雪国における冬の足元はブーツが基本です。

それは女子高生といえど変わることがありません。

この時の女子高生は、冬でもミニスカートに紺のハイソックスが基本です。

スカートは二回折りが基本で、ギャルは三回折り、中には短く切っちゃった自分のお姉ちゃんのスカートと、生活指導用に二枚使いしているコもいました。

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本当に、寒いのによく生足を出していたと思います……。

絶対領域」という言葉が生まれたのも、確かこのころだったと思います。

わたしたちの時代は、ブーツの形は乗馬ブーツが基本で、黒かこげ茶色がほとんどでした。

乗馬ブーツは丈が長いので、当然学校に置いてある小さな個人用ロッカーには入りません。

だからみんなロッカーの上に並べて置いていました。

最後のほうに来たコはもう置く場所がないので、部室に持って行ったりしていました。

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そして顔と鞄も今と全然違いますよね。

わたしはこのナイロン製の肩掛けバッグこそ、永遠に女子高生が使う唯一無二のバッグだと信じていました。

髪型はみんなシャギーを入れて(懐かしい!)、毛先をスカスカに梳いていました。

前髪は分けて、結構おでこを出す面積が広かったと思います。

化粧で一番時間をかけるのは、何と言ってもまつ毛で、みんなまつ毛を上げることに異常な執念を燃やしていました。

ビューラーを火であぶってホットビューラーにするために、ポーチにライターを入れて持ち歩いていたと言ったら、今の女子高生たちは信じるでしょうか?

眉毛はかなり角度のついた細眉で、くの字にアイシャドウを入れるのが流行でした。

よく聞く音楽はもちろんAyu。

今考えるとものすごくギャルっぽいですね。

 

反対に、今現在の秋田の女子高生(冬バージョン)は、こんな感じです。

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            ※参考にした高校はありますが、実際にこの絵のような制服は存在しません。

こんな感じです。

スカート長っ! 

本当に今のトレンドは、「スカート長すぎじゃない?」って思わず二度見してしまう程のロング丈になっています。

わたしから言わせれば、「こんな長さのスカートなんか、アラサーになってからいくらでもはけるんだから、もっと今しかないこの時を楽しみなさいよ!!」と肩をつかんで揺さぶりたいくらいに理解できないのですが、清楚な感じが今の女子高生のトレンドらしいです。

このスカート丈にも十分びっくりしましたが、それ以上に今の女子高生たちを見て最も驚愕したのが足元です。

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 何そのショート丈のよくわからんブーツ?

わたしたちのころにはなかったであろう、このショート丈のブーツは、「スノーブーツ」と呼ばれるものらしいです。

いや、わたしたちの時代にもおそらくあったんだろうけれど、登山に行く人か、もしくはおばちゃんがはく用のやつで、オシャレにはくとものとしては、認識していなかったんだと思います。

今では実に多種多様のスノーブーツがあり、こういったふつうのブーツを単に縮めたようなものから、トレッキングシューズっぽいやつ、レースアップタイプ、色も黒や紺、グレーやキャメル、こげ茶など、さまざまなタイプのブーツを、今のを女子高生たちははきこなしていました。

黒かこげ茶の乗馬ブーツしかはいていなかったわたしたちに比べて、靴の種類が驚くほど多様化しています。

ムートンブーツをはいているコもいましたが、種類が豊富なわりに例外なくみんなショート丈で、しかもみんな黒タイツ着用でした。

このショート丈のブーツなら、学校のロッカーにもおそらく入れられます。

とすると、もう学校のロッカーの上に整然と並ぶロングブーツの群れは、今ではもう見られないのでしょうね。

「ロッカーの上にブーツ置くの、マジだるくね?」って、誰かが気づいちゃったんでしょうか?

そして何故かコートを着ているコがあんまりいない。

今の女子高生は黒タイツをはくかわりに、コートを着ることをやめてしまったんでしょうか?

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もう一つ、昔と大きく違うところと言えば、鞄です。

いつ頃から女子高生のバッグの主流がリュックになったんでしょう?

今はこういうシンプル重視の、黒い大きめリュックを持っている女子高生が本当に多いです。

 シャツのボタンもきちんと上まで留めているし、カーディガンも体にフィットしたジャストサイズを着ています。色は黒か紺。

わたしたちの時は、わざと大きめのカーディガンを着て、萌え袖にしていました。

だってそのほうがカワイイし、暖かいから。

ふつうのコは紺色のカーディガンを着ていましたが、ギャルとかイケてるコたちはベージュのカーディガンを着ていましたね。

今の女子高生の化粧は、ナチュラルな平行太眉で、血色感を意識したナチュラルメイク。

髪型は前髪重めの黒髪ストレート。

広瀬すずの影響は落ち着いたのか、わたしが見た限りだと、ボブより中途半端なミディ丈のストレートヘアが一番多い印象でした。

重ための黒髪、黒のカーディガン、黒いタイツ。

全体的に黒っぽい印象ですが、だからこそ多種多様なブーツが存在感を放ち、ブーツだけ浮き上がって見えました。

そしてそれがわたしの目に「驚愕の変化」として映ったのでした。

「これが今の流行なんだもん」と言われれば、納得するしかありません。

 しかし、その流行が「先生にも友達にも目を付けられたくないから、とりあえず黒」が基本で、オリジナリティを出せる部分がもはや靴しかないから、靴だけが多種多様に細分化したのであれば、今の女子高生は少しかわいそうだな、と思います。