秋田の売り込み考えてみよう!

秋田のことを内外にアピールするための方法やグッズを考えて徒然につづっていきます。一人で実現できそうなアイディアはとりあえずやってみます。一人では実現できなさそうなアイディアは、協力してくれる方募集!

岩手に学べ!

先日、実は岩手の紫波町に行ってきました。

『新酒薫る紫波の旅~女性杜氏の酒蔵めぐり』というツアーに参加しての、1泊2日の旅です。

そこで改めて、岩手には学ぶべきところが多いなあと思いました。

 

 

もちろんお酒をめぐる旅なので、お酒を飲んだんですが、わたしはふだん全く飲まないため、2日後に頭痛で一日寝込みました。

二日酔いってそういう意味じゃあないんですってね?

本当に飲まないからわからないんです……いやあ、つらかった。

それでもお酒だけじゃない楽しみもあったので、すごく楽しかったです!

 

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こういう酒麹を使ったジェラートをいただきました。

わたしは二番目に人気のレーズンチーズをいただきましたが、今は一番新しくでた酒粕味が一番人気らしいですよ。

とってもおいしかったです。

このジェラートは「月の輪」さんという酒藏で食べられます。

※冬期間中は土日祝のみの販売だそうです。

 

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月の輪グマ!? お酒抱えててカワイイ!

 

もちろん秋田にも酒蔵はありますし、見学ができるところもたくさんあります。しかしこんなふうに、お酒に興味のない女性がふらっと訪れる雰囲気のところがあるかと言われれば、秋田にはありません。

今までお酒に興味が全くなかったので、「コメをどの程度削るか」とか、「発酵の仕組み」とか、全然知らなったんですけど、杜氏の方のお話を聞いていると大変興味深く感じました。

酵母に乳酸菌など、いろいろな菌を使いますし、その菌を活性化させたり、特定の菌だけ生き残らせるために酸性にしたりなど、もはや科学でしたよ。

お酒を見る目が少し変わりました。

ここのお店は、アイス目当てに訪れるお子さんも結構いるらしいです。

ふつうに考えれば、酒蔵に子どもがくるなんて結構びっくりな話ですが、おっさんしか寄り付かない酒蔵よりいいと思いませんか?

 「お酒飲みに行こう」って言ったら、子どもはまず行けませんし、なんとなく子ども連れのママも行きづらいですよね。

でも「アイス食べに行こう」って言ったら、子どももママも気軽に行けますよね。

秋田にもこういう酒蔵があったらいいなあと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿は超オシャレな、紫波町が誇る大人気施設に泊まってきました。

 

 

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                          ※夜バージョン

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                          ※昼バージョン

オガールです!!

前から来てみたかったんですよねえ。

中もすごかったですよ。

 

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 天井高い!

そして配線むき出し!

でもそれすらもオシャレに感じるから不思議。

宿泊施設と図書館と産直のお店に行きましたが、どこもオシャレで気が利いてる感じがしました。

図書館は、日本で今もっとも視察者数の多い施設になっているそうです。

すごいなあ。

 

 

こういう施設もすごいのですが、わたしが一番岩手ですごいなあと思ったのが、人です。

そもそもお酒を一滴も飲まないわたしが、なぜこのツアーに参加したのか不思議に思われるでしょう。

それはなぜかというと、一泊二日宿泊費食費込みで9000円という破格の値段で紫波町に来られたからです!!

お安い!

そう、わたしは単に紫波町に来たかっただけなのです。

藻谷浩介さんの本に紫波町のことが書いてあって、「ヤバイ。紫波町行きたい」とずっと思っていたのでした。

藻谷浩介さん、と聞いて、どのくらいの人がすっと「あぁ、あの人ね」と思い浮かべられるでしょう。

ちなみに、わたしがツアーで聞いたところ、岩手県民は100パーセントご存知でした。

これ、すごいと思うんですよ。

地方再生のワークショップとか、公務員の集まりとかだったら「さもありなん」って感じがしますけど、ただの酒好きの集まりの中で100パーセントの認知度ですからね。

ただの酒好きが偶然集まったところでも、みーんな経済学者の名前を知っているのです。

岩手県民の教養の高さを思い知らされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りの盛岡駅でちょっと嬉しかったことがあります。

 

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なんと、盛岡駅で秋田のお菓子が置いてありました!

「青豆のドラジェ」です。実際の売り場に置かれているところの写真撮ってくるの忘れました。残念。

可愛いイラストが描かれた、丸いパッケージを開けると、黄緑と白、ピンクのドラジェがたっくさん入っていて、見た目も可愛くて味もおいしいから、お土産にぴったりなんですよね。

わたしも東京のお店を辞めるときに、ご挨拶にこれを持っていきました。

こういう食べやすくてちょっとオシャレな感じのするものは、別の県のモノでも置いてくれるのかしらん。

盛岡にもオシャレでカワイイお菓子がありましたよ!

 

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うーーん。パッケージ可愛い。

なかなか参考にすべき点があると思います。

いやはや。岩手、楽しかったです!