ごてんまり熊五郎
やっとできました!
前々から作りたいと思っていた、ごてんまり+くまのぬいぐるみのコラボができました!!
こちらが以前わたしがデザインしたごてんまりとくまのコラボ商品です。
それが、実際に作るとこうなりました。
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「よっ! 俺、ごてんまりとともに生まれたくま、ごてんまり熊五郎!」
ごてんまり熊五郎が生まれました。
くまがなんとなく「やあ!」とか「よっ!」ってしているように見えるのは、手のジョイントの角度のせいです。
手作りで制作しているため、角度をすべてそろえるのはかなり難しいのです。
絵ではピンクのくまに赤いさくらのごてんまりを持たせているのですが、残念ながらわたしはまだ菊のごてんまりしか作ることができないため、こうなりました。
絵のとおりとはいかずとも、結構可愛くできたのではないでしょうか?
ちりめん地とごてんまりの古典柄が、両方とも和風な感じがしてマッチしています。
惜しむらくは、青いくまがちょっと地味過ぎるところかな。
この写真では光をゴリゴリに当てているからまだ見えていますが、黒い目がほぼ紺色に埋没してしまっています。
金色のごてんまりを目立たせるために、暗めの青いちりめん地を使ってくまを作ったのですが、もっと明るい色で作ったほうがよかったと反省しています。
今度はオレンジ色の布で作ってみようと思います。
それと、秋田ふるさと文学賞にむけて小説を執筆中です。
来月7月末の締め切りなので、次のごてんまり熊五郎は小説の提出が終わってから取り掛かる予定です。
では、次のごてんまり熊五郎ができる日まで。
「またなっ!!」
秋田にきてよかったと思うこと
秋田にUターンしてから5か月が過ぎました。
今日は秋田にきて、わたしが実際によかったと思うことのベスト3をあげていきたいと思います。
まずは第3位から!
自然に触れることが増えた、です。
土いじりや植物の手入れをすることは、負担でもありますが癒しでもあります。
何よりお天気の話に代表されるように、自然に関する話は誰も傷つくことのない普遍的な話題です。
そこが素晴らしい!
都会では「話題が続かない!」「初めての人と何を話していいか分からない!」などの悩みを抱える人も多いでしょうが、秋田では話題に困ったら、とりあえずその辺の草花の話や、旬の山菜について話しておけば間違いありません。
庭の手入れをしているとご近所さんがきて、庭の木や草花について話をすることもあります。
山や林などに生えている山菜やタケノコなどを採ってきたり、あるいは分けていただいたりして、採れたての新鮮な旬の味わいを楽しめるのも秋田ならではです。
雪の季節は日に2、3度の雪かきが必要だったり、夏は雑草との格闘がありますが、それも体を動かすよい口実になり、肩こりの解消や気分転換になっているような気がします。
次は第2位!
友達がたくさんできたこと、です。
これは意外かもしれませんが、本当にたくさん知り合いやお友達ができました。
「秋田を楽しもう!」と考える人は、予想以上にたくさんいます。
そういう人に会ったり、そういう団体に関わったりすると、いもづる式に友達が増えていきました。
秋田にUターンするのと同時くらいにfacebookを始めたのですが、5か月やってみて、現在友達は47人です。
わたしは実際にお会いしたことのない人は友達申請がきても削除するので、facebookをやっていない友達と、何となく恥ずかしくて友達申請していないけど、実際には会って話す友達も合わせると、リアルな友達の数はもっと多いです。
5月20日に由利本荘市の三望苑というところで、1泊2日のイベントに参加したのですが、そのときは40人くらい集まりました。
ライブあり、手品あり、サプライズバースデーありの楽しいイベントでした。
そういうところで出会った人から友達申請がくると、とても嬉しいですね!
それも大学生とか、20代前半の若い方が多いのです。
高校生の男の子から友達申請がきたときはびっくりしました!
まさかこの歳で現役男子高校生とお友達になれるとは!ってね。
さて、最後は第1位の発表!
わたしは秋田にきてよかったと思うことの第1位は、肌がキレイになったことです。
本当に秋田にきてから肌がキレイになったと思います。
歳のせいでたるみは出てきていますが、目の下のしわとしみは確実に減りました。
関東にいたときは、化粧水をつけて朝と夜に毎日パックをしていたのですが、秋田にきてからパックする必要がなくなりました。
乾燥するからと使っていたオイルも必要なくなりました。
スキンケアは、朝と夜に化粧水と乳液を塗っておしまいです。なんて簡単なんでしょう!
それからコンシーラーも使わなくなりましたね。
ベースメイクは化粧下地とフェイスパウダーか、あるいはクッションファンデだけです。
朝はしっかり保湿して、化粧品も保湿性の高いものを使って、コンシーラーでカバーして、でもヨレないように薄ーく塗って、カバー力の高いファンデ使って…なんて考えていた時間がバカみたいです。
もともとのお肌がもっちりしていますから、パパッと化粧しても夕方まで崩れ知らずでいられます。
豪雪地帯で日照時間が少ない環境は、紫外線と乾燥のリスクが少なく、お肌にはとてもよい環境なのでしょう。
というわけで、秋田にきてよかったことの1位は「肌がキレイになった!」でした。
お前は友達がたくさんできたことより、自分の肌がキレイになったことのほうが嬉しいのか、とツッコまれそうですが、やっぱり女性の一番の関心ごとは、何と言っても美容なのではないでしょうか。
女は自分が美しければそれでいい。
肌がキレイなら女は無敵なのです!
ただ、秋田には肌がキレイな人がたくさんいますので、ちょっとやそっとのキレイさでは自慢になりません。
わたしは秋田にくる前から肌にはそれなりの自信があり、少なくとも一ヵ月に2回は「お肌がキレイね」と褒められるのを自慢にしていたのですが、秋田にきてからは一切言われなくなりました。
わたしの肌はそれなりにキレイなのですが、周りがもっとキレイだからです。
素晴らしい環境というのは競争のレベルも自然とあげてしまうのだな、と少し悲しくなりました。
しかしお手入れはグンと楽になったので、「お肌がキレイね」と言われずとも、わたしはしっかりと自己満足できています。
ごてんまりをめぐるツアー!
わたしは本荘のごてんまりが本当に可愛いと思っています。
だからたくさんの人に、本荘ごてんまりの魅力を伝えたい。
できれば本場の本荘を訪れていただき、本荘ごてんまりの魅力に直接触れていただきたいと思っています。
しかし現在のところ、本荘ごてんまりを中心に据えた観光案内は、商工会のHPにも、どんなガイドブックにも存在しないんですよね。
どれもこれも「地域の名産品」扱いで小さく載っているだけです。
それはもったいない!
ぜひ本荘ごてんまりをメインに据えた観光案内を作るべきです!!
なので今回、このわたしが、ごてんまりをめぐる本荘の街歩きツアーを考えてみました。
毎度毎度下手な手書きで申し訳ないのですが、こんなツアーです!
どうでしょうか?
本荘ごてんまりの魅力を探索することで1日が埋まるスケジュールとなっています!
これなら十分観光案内として使えるんじゃないかと思います。
1日のスケジュールはこうです。
①羽後本荘駅に到着
列車の旅にしろ、空の旅にしろ、マイカー運転にしろ、本荘に来たからにはまずここに来なくては!
羽後本荘駅には度肝を抜かれるほど巨大な本荘ごてんまりが訪れる人を迎えてくれます。
他にも駅の外壁にごてんまりデザインの絵があったり、ごてんまりの意匠が施された街灯があったりして、ごてんまり好きとしては絶対に外せないスポットです。
②本荘郷土資料館
郷土資料館では本荘ごてんまりの歴史を学ぶことができます。
昔はぜんまいという植物の綿を丸めて作っていたのを、稲作が盛んな秋田らしく、もみ殻に替えて作ったという歴史や、昭和36年の国体で記念品として本荘ごてんまりを贈ったところ、全国的に有名になったことなど、「へぇ、そうだったんだ!」と知的好奇心をくすぐられること間違いなしです。
ただ、行くまでに結構急な坂があるので、歩いてももちろん行かれるのですが、足の悪い方は迷わずタクシーを使ったほうがいいでしょう。
③齋彌酒造店
ここは直接ごてんまりとは関係ないのですが、レトロな様相が美しい昔ながらのお店です。
ごてんまりに三方に房を付け、「本荘ごてんまり」がうまれたと言われる昭和30年頃に建てられたお店で、「雪の茅舎」がとくに有名です。
事前に申し込めば酒蔵見学もできます。
お隣にある、これまた昔ながらのお店、マルイチ商店さんでは、由利本荘ひな街道の時期になると、商家に伝わる貴重なお雛様を見ることができます。
④ランチ
おすすめはかつ喜、清吉そばと書いてますが、女性であればカトルセゾンやカインドもオシャレな雰囲気でおすすめです。
おいしいラーメン屋さんもありますよ。
⑤本荘公園・修身館
本荘にごてんまりが伝えられたのは、本荘城の御殿女中によってだとされる説があります。
本荘城は戊辰戦争の際焼けてしまったのですが、90年代以降再整備がなされました。
今でも「土塁の名城」と呼ばれた名残を見ることができます。
本荘公園内にある修身館では、本荘城の歴史と本荘の伝統工芸について学ぶことができます。本荘ごてんまりもちょっとだけ飾られています。
実はこの本荘公園が昭和15年に人手に渡っていたのを、私財を投げ打って買い戻して市に無償で寄付してくれたのが、齋彌酒造店の創業者、齋藤彌太郎でした。公園内に銅像があります。
あまり気づく人はいないのですが、この公園の街灯もごてんまりデザインですので、ぜひご注目下さい。
⑥民芸 さいとう
このお店は、本荘ごてんまりを制作する人ならば必ずお世話になります。
それくらいごてんまり制作に必要なものが全部そろえてあるお店です。
季節によって変わるディスプレイも必ずごてんまりが使われているので、見るだけでも楽しいお店です。
もちろん最後にはここで本荘ごてんまりをお土産に買って帰りましょう!
こんな感じの観光案内でしたが、いかがでしたでしょうか?
今まで誰もやっていなかったけれど、本荘ごてんまりだけで1日楽しめるツアーができたと思います。
これに各ポイントの営業日や営業時間などの情報を加えれば、立派な観光案内になるのではないでしょうか?
もう少しちゃんと作って、商工会にでも持って行ってみようかな。
最後に、おまけ。
ほんじょう日曜昼市終わりました
おかげさまでたくさんの方にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
ピークは11時ごろで、運営していた学生さんたちもお昼を取れないような状況だったので、予定はなかったのですがわたしも急遽受付のお手伝いにまわることになりました。
「秋田県立大学」と書かれたビブスを着てがんばりましたよ。
大学なんて10年くらい前に卒業したのに、大学生に混じると自分も学生のような気分になるから不思議です。
みんな立ったままハムカツや揚げもちをつまみ食いして空腹をごまかし、座る暇もないまま働いていて、昼市を全力で運営してくれました。
わたしは朝8時くらいに会場入りしていたのですが、学生さんたちは7時から入って休みなく働いていたので、すごい体力だなーと思いました。
それで、昼市に置かせていただいたフォトプロップスですが、結論から言うと全然ダメでした。
フォトプロップスを使ってインスタに載せてくれそうな大学生などの若い人たちは、運営側で超絶忙しく、フォトプロップスを使う暇などありませんでした。
お客として来てくれていたはずの大学生さんたちも、率先して手伝ってくれたので、若い人は結局みんな忙しかったのです。
みんないいコばっかりだな!
そういうわけで、昼市にいて暇そう、というか遊ぶ余力があったのは子供と高齢の方ばっかりでした。
みなさん興味深そうに見て下さったのですが、「フォトプロップスを使って写真を撮る」ところまではいきませんでした。
子供はフォトプロップスで(物理的に)遊び始めてしまい、どこかに持って行ってしまうなどのトラブルがありました。
フォトプロップス自体に問題があったわけではなく、今回置かせていただいたイベントと相性が悪かったのかもしれません。
もっと子供が遊べるようなもの、持って行ってしまっても問題のないものを作ればよかったなあと思いました。
写真は今日置かせていただいたディスプレイの様子です。
現実化進行中です。
更新が一ヵ月ほどストップしまして申し訳ございませんでした。
日記はストップしていたのですが、その間いくつかアイディアを現実化することができました。
まず、初めてごてんまりを一人で作成することができました!
じゃん!!
初めてにしてはとても可愛くできたと思います!
地の糸は金、割り糸は銀。かがった糸は下から赤、ピンク、緑。帯は赤に金で締めました。
先生にそのサイズなら(手乗りサイズ)、房を付けるより置き毬のほうがいいだろうと言われ、今回房は付けませんでした。
だからこのまりは以前考えたこういう⇓
くまに抱っこされた置き毬にしようと思っています。
金糸と赤の華やかな毬を引き立たせるために、紺色のちりめんを買ってきたので、この布でくまを作ろうと思っています。
オレンジの布とも迷ったんですが、実はこの毬をプレゼントしようと思っている方がかなり年上なので、シックな色にしました。
うまくできるといいなあ。
それともう一つ。
由利本荘市で行われる、「ほんじょう日曜昼市」にわたしの作ったフォトプロップスが置かせてもらえることになりました!
秋田県立大学の学生さんを中心に、有志で行っているイベントなので、わたしももちろんロハ(報酬なし、持ち出し)での参加です。
置かせていただけるだけありがたいです。
ほんじょう日曜昼市は、もともと羽後本荘駅近くで開かれている朝市を、もっと知ってもらいたい! だから朝じゃなくて昼の時間にやってみよう! という思いで始まった地域おこし系のイベントです。
わたしも昼市のイベントを知るまでは、由利本荘市で朝市が開かれていることすら知りませんでした。
朝市は日曜日以外の毎日、3時から7時くらいまで開かれているんだそうです。
このイベントに参加すると決めてから、下見と打ち合わせのため、何度か朝市に行ったのですが、7時前に行かなくちゃいけないので、正直ちょっとつらかったです。
わたしが参加させていただくのは平成30年5月13日10時開催の第二回昼市です。
第一回の昼市は去年の11月に行われ、かなり賑わったそうですよ。
わたしももっとたくさんの人に朝市を知ってもらいたい、昼市に来てくれた方に楽しんでもらいたいという思いを込めて、デザインを考えてみました。
地域おこし系のイベントなので「We♡Honjo」と地域愛をアピールしたり、「イイねが!」で方言をいれたりしています。
「ありがとう県立大生」とは、もちろんイベントを主催してくれた秋田県立大学の学生さんに向けた言葉。
昼市の実行委員会の一人であるお医者さんが、「このイベントは県立大学の学生さんがいなかったら絶対にできなかった。われわれ地域の住民はもっと県立大の学生たちに感謝しなくてはならない。」という言葉になるほど、と思ったからです。
この下書きをベースに、実際に作ってみたのがこちらです。
こんな感じになりました。
秋田犬になれるフォトプロップスは、顔全体を表現したものから耳と口元に分離したものに変更しました。
そうしないと大きすぎて、持ち手を付けても安定しなかったからです。
他のフォトプロップスも、最初に作ったとき大きく作り過ぎてしまったので、小さく作り直しました。
大きすぎると、持ち手が安定しない他に、顔の横に持ちにくい、友達と一緒に写真に収まりにくいなどのデメリットがあります。
何事も最初はコツが分からないものですね。
実際にフォトプロップスを使って自撮りして、SNSにあげやすいか、友達と遊びやすいかなどをチェックしました。
当日はこんな感じに瓶に入れて置いておこうかと思っています。
秋田犬のフォトプロップスだけは瓶に入れると収まりが悪かったので、机に直接並べて置こうと思っています。
昼市に来てくださった皆さんに、実際に使っていただけるか不安ですが、受付にておすすめしてみようと思います。
13日がんばるぞ!!
御殿まりトリビア
一人で本荘御殿まりを作れるようになりたくて、現在教室に通っています。
最初は体験教室に参加して、その後公民館で行われている通年の教室に通うようになりました。
以前わたしは、本で読んだ知識と、とりあえず買ってきた材料だけでこんなものを作っていました。
いやあ、ひどい。
とくに下の方のヤツはひどい。
これを作ったときはリリアン糸のほどき方も知らず、買ってきたそのままの糸でかがろうとしていたのでした。
今は通年の教室を3回経験しまして、ごん太リリアン糸でかがってしまった球はこのようになっています!
じゃーーーん!!
完成してはいませんが、かなりまともな御殿まりになることができました。
グレーの糸だけでは巻きが足りなかったので金色の糸を上から巻き、八分割ではなくて十六分割に割り直しました。
もちろんリリアン糸もほどいてぴんと張り直したモノを使用しています。
やっぱり一人で御殿まりを作ろうとするのは無理がありました。
今では教室に行って、先生に習ってよかったなあと思っています。
今日は教室に行って初めて知った、御殿まりトリビアをいくつかご紹介したいと思います。
これは本当に知りませんでした。
買ってきたヤツをそのまま使えばいいんだろうとしか思っていませんでしたから。
絹糸や刺繍糸を使う場合は、もちろんほどいて巻きなおす必要はありません。
しかしリリアン糸を使用する場合は、いったんリリアン糸をほどいてから、お湯を入れて膨張したペットボトルなど巻き付けて伸ばし、その後板状のものに巻き付けて使いやすくします。
このリリアン糸のほどき方は、実際にやってみないことにはたぶん分からないと思います。
リリアン糸の端っこから3本抜き出して手に持ち、爪を使ってしごくように糸をほどきます。
力を入れすぎるとすぐに切れてしまうので、慣れと根気が必要な作業です。
御殿まりトリビア② 地割は紙テープを使うと簡単
リリアン糸や絹糸で模様をかがる前の作業に、「地割」という作業があります。
手まりを何分割にするか決めて、どんな模様にするかを決定する大事な作業です。
わたしは本で読んだ通り、円周÷地割の数を計算して、その数字をメジャーで計ってマチ針をうっていました。
こういう作業のことです。
しかしメジャーで計るとどうしてもメジャーの厚みで数値がズレてしまい、正しい位置にマチ針をうつことができませんでした。
先生にお見せすると、北極と南極以外のマチ針をすべて取り、紙テープを使ってあっという間に十六等分の正しい位置にマチ針をうってしまいました。
要するに地割は数値が正しいことが重要なのではなく、「等分に割ること」が重要なので、円周と同じ長さに切った紙テープを、3回折って球にあてれば済む話なのでした。
実際に手まりを作ったことがない人には何のこっちゃ? といった情報かもしれませんが、わたしはまさに目からウロコとはこういうことか! と思うくらいびっくりしました。
御殿まりトリビア③ 御殿まりは和裁ではなく洋裁
これは本当にびっくりしました!
見た目から思い切り和のモノなのだろうと思い込んでいましたが、実は御殿まりは和裁ではなく洋裁の分野に入ります。
それはわたしが持ってきたマチ針を先生にお見せしたときに判明したのでした。
「御殿まりは洋裁だおの。このマチ針なば和裁のマチ針だがら使われねで。」
※先生も生徒も全員こんな感じの秋田弁です。
わたしが持ってきたマチ針はこんな感じのものでした。
平たいお花の飾りがついたヤツです。
ちなみに小学生のときからずっと使っています。
しかしマチ針に洋裁用とか和裁用とかあるとは、ちっとも知りませんでした。
御殿まりなどの洋裁に使うマチ針はどんなものなのかというと、こういう丸っこい飾りのついたものだそうです。
マチ針にも和裁と洋裁がある……!
教室に行くたびに言われるのですが、「御殿まりの針の運び方は左から右」で、逆はあり得ないそうです。
だから何? と思わないでいただきたい。
そこも御殿まりは和裁ではなく洋裁といえる点の一つなのです。
日本の伝統的な進行方向は、右から左です。
国語の教科書は、右から左に書いてありますよね?
反対に、英語の教科書は左から右に書いてあります。
見た目からは完全に和のモノだと思い込んで疑いもしませんでしたが、御殿まりは使う道具も、針の運び方も、全て洋モノなのでした。
こんな感じに、御殿まりの模様は左から右へと出来上がっていきます。
本当に、「知りませんでしたァーー!!」と叫びたくなるようなことがたくさんありました。
まだ御殿まりのまり本体部分しか作っていないので、もしかしたら房部分にも思ってもみなかったオドロキがあるかもしれません。
とりあえず、早く自分の力だけで御殿まりを作れるようになりたいです。
秋田犬は本当にめんこい
秋田犬の品評会があると聞いて、4月1日に行ってきました!
たくさんの秋田犬が集まっていて、50頭以上の秋田犬がいました。
その様子を見にたくさんのお客さんで賑わっていましたよ。
秋田犬は本当にめんこいですよね~。
他の犬には決してない、ユニークな愛らしさがあります。
以前は「柴犬と同じようなものでしょ?」ぐらいの認識だったんですが、大館のアメッコ市で実際に秋田犬を見てからは、すっかり「秋田犬ラブ!」になってしまいました。
見よ! この雄々しくも美しい立ち姿!
秋田犬は凛とした立ち姿が大変美しいですが、くるんと丸まったしっぽや、人好きのする可愛らしいお顔も魅力の一つです。
秋田犬にはそのような相反する魅力があります。
つまり「美しく、勇壮で、愛らしい」。
柴犬も賢く美しい犬ですが、ユーモラスな愛らしさと勇壮さを兼ね備えているという点で、秋田犬は唯一無二の魅力を持っていると思います。
品評会はオス・メス・幼犬・成犬の項目ごとに行われ、一頭づつ審査されていました。
品評会の出番がまだの犬や、すでに終わった犬などは、品評会の様子を観客と一緒に見たり、ゲージに入れられて休んだりしていました。
どの飼い主さんも積極的に犬を触らせてくれるので、秋田犬をたくさんナデナデしてきましたよ!
この黒い秋田犬は生後三か月くらいだそうです。
一年も経つと30キロくらいになるとか。
だからでしょう、飼い主さんの車はみんな大きかったです。
このワンコは出番が終わって疲れたのか、つぶれてしまっています。
ゲージが狭くて気の毒に見えますが、実際は結構大きいゲージです。
秋田犬って本当に大きい。
飼い主さんの意向なのか伝統なのか、皆さん車の後ろのトランクを開けっ放しにしていました。
だから車に乗せられた出番待ちのワンコたちも間近で見ることができました。
わたしは秋田犬の耳が大好きです。
触った感じがおでんの厚揚げに似ていて、実に肉厚でフカフカしています。
くせになる触り心地です。
秋田犬の品評会は、「春期展覧会」という名前で2月から5月にかけて全国各地で行われています。
皆さんのお住いの近くで品評会が行われる際は、ぜひ行ってみることをおすすめしますよ!
秋田犬は実際にこの目で見ると、メロメロになること請け合いです。
※追記
わたしは4月1日の潟上市で行われた品評会に行ったのですが、実は場所の特定がめちゃくちゃ大変でした。
サイトにはアイホームプラザが開催場所と記載されていましたが、実際の場所は潟上市のイオンタウンの駐車場でした。
事前にアイホームプラザが日曜休みであることを確認し、「変だな」と思って申込所に電話で確認を取っていたのですが、そこでも食い違いが生じました。
「潟上市のイオン、100均の駐車場で行います」と教えていただきました。
そこでカーナビで「潟上市のイオン」と検索してヒットした場所に行ったところ、別のイオンに行ってしまったのです。
秋田にイオン、ありすぎです。
もう一度電話で場所を教えていただき、1時間ほど時間をロスしてイオンタウンにたどり着くことができました。
皆さんも品評会に行かれる際は、事前の入念なリサーチをオススメいたします。